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多汗症についての情報を掲載しています。  
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食事面

食事面では体内に女性ホルモンが多くなるように心がけると制汗の効果があります。代表的な食材としては大豆が挙げられます。大豆には最近話題になっているイソフラボンという成分が多く含まれており、これは女性ホルモンに類似した成分です。イソフラボンを摂取すると制汗作用があるのと同時に、汗をかいたとしてもサラサラにする働きがあるので、爽快感もあるので効果的です。

次に、別の項で少し触れましたが体の反射作用を利用した制汗の方法があります。人間の体には半側発汗という性質があるのですが、これは何なのかと言いますと、人間の体に対して圧迫を加えると圧迫された側の汗が減って、その反対側の汗が増えるというものです。

顔や頭など隠しきれない部分の汗を抑えたい場合などは乳首のあたりを強く圧迫するとそれより上の汗が抑えられて、反対に汗は下半身から出るようになります。

京都祇園の舞妓さんは真っ白なおしろいが有名ですが、汗をかいたらどうなるのか心配になったことはありませんか?夏でもおしろいを塗ることは変わりありませんし、京都の夏は非常に暑いので汗をかいてしまうと化粧が崩れて大変です。

そこで舞妓さんの衣装は胸のあたりを帯で強く圧迫するようになっており、そのことによって顔より上の発汗を抑えているのです。先人の知恵ですね。