地球には万有引力があります。上にあるものは地球に近いところに、つまり下に落ちるという法則です。人間の体も常に万有引力にさらされているわけですから、上にあるものは下へ下へいこうとします。

若い時は均整のとれたプロポーションだった女性の体が年齢とともに下にたれさがってしまうのも常に引力に引っ張られていて体の弾力がそれに耐えられなくなったことによって起こります。汗などの水分についても同じことが言えます。

それはどういうことかと言いますと、人間の体の7割を占める水分が引力によって下に落ちてくることを意味します。水分を余計に取りすぎると体の中で水分が余ります。余った水分は汗や尿などになって体の外に排出されます。つまり、水分を取りすぎた状態というのは多汗症になりやすい状態だと言い換えることが出来ます。

しかも引力によって下へ下へ落ちてきた水分が最後に排出される場所と言えば…そうです、足の裏というわけです。足の裏多汗症対策として真っ先に出来ることは余分な水分を取りすぎないことなのです。もちろんこれは他の部分の多汗症対策としても有効です。

当然のことですが、人間の体には水分が必要ですから必要な水分まで取らずにいると健康に害がありますし、汗に臭いがついてしまったりしますので、適度な水分補給は必要です。あくまでも余分な水分を取り過ぎないようにすることが大切です。