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多汗症についての情報を掲載しています。  
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精神的な原因

まず第一に出来ることは精神的な原因を除去することです。顔や頭の多汗症は赤面症と似たところがあって、意識すればするほどさらに症状が顕著になります。赤面していることに気づいて、赤面しように意識するとさらに赤面がひどくなるのと全く同じです。

まず出来る対策としては、顔や頭から汗が出ようが気にしないことです。不快感があるのでついついハンカチで頻繁に汗を拭ってしまいますが、汗を拭うということは多汗症を常に意識していることになります。これがさらなる発汗を誘発してしまいます。

もちろん医学的に対策が出来ないわけではありません。汗腺そのものに治療を施して発汗を抑える方法もありますし、漢方薬を利用する方法もあります。

このような見られる場所の多汗症は少しでも症状が改善すると意識が大きく変わり、精神的な原因が取り除かれるので見る見るうちに改善するようになります。医学的な対策や漢方薬はそのキッカケを作る良い機会になりそうです。

顔や頭の多汗症対策として、ひとつ妙案があります。これは日本に古くから伝わる方法で、医学的な根拠もあるそうで、実際に役者さんなどが利用している方法です。

それは胸の乳輪のあたりを強く圧迫するというものです。体の反射的な作用によって首より上の発汗が抑えられます。具体的な根拠については別の項でお話します。